スギとヒノキの花粉症コーナー

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自己確認用コンテンツ

 随時編集中につき、盲信しないで下さい。

花粉症について

 花粉症(かふんしょう)は、英語ならhay fever(ヘイ・フィーバー)、医 学用語でpollinosis(ポリノシス)と呼ぶ。1型アレルギー(1から5まである)に分類され、様々な花粉によって引き起こされる、くしゃみ、鼻水、鼻づまりといったアレルギー性鼻炎や、目のかゆみといったアレルギー性結膜炎といった症状を持つ。英語のhay feverは(干し草の熱)の意味。ヨーロッパで19世紀に牧草を干し草にする時に特徴的な症状が現れると命名されたとか。これがそのまま訳され、枯草熱(こそうねつ)と言われることもある。日本では、春先のスギ・ヒノキ花粉が圧倒的だが、他にもブタクサ、イネ科の植物、ヨモギなど様々な花粉によるアレルギーが存在する。特にスギ花粉症患者の7〜8割はヒノキ花粉にも反応するそうだ。

日本でのスギ花粉

 振り返って花粉症ではないかと思われる症例は以前からあるが、日本では1960年代になってブタクサ、カモガヤ、スギ、ヨモギなどの花粉症が認知されるようになった。当初は帰化植物であるブタクサの症例が多かったが、70年代半ばからスギ患者が増大。戦後の圧倒的なスギ植林と、それより10年ほど遅れて増加したヒノキ植林が、樹齢30年を超えて大量の花粉飛散を開始。悲惨な飛散と相成ったと考えられる。さらに植林に当て込まれた木材利用が、外国輸入にシフトし、国内林業がほとんど瀕死の状態になるにしたがい、手入れのされない膨大なスギ樹林を生みだし、せっせと花粉を飛ばさせる原因となっていく。1980年代には社会問題として定着した。また都市化による鋪装の拡大で花粉が何度も舞い上げられるとか、排気ガスとの関連も取りざたされているが、確定的ではない。飛散時期はスギが先に、ヒノキが一ヶ月ほど遅れてピークを迎えるため、該当患者は長期にわたって花粉に苦しめられることになる。

アレルギーの発症について

 私の未確定的な情報をええ加減に記せば、「免疫抑制遺伝子(アレルギー抑制遺伝子)」を持つ人は、外界からの異物(抗原・アレルゲン)により「IgE抗体」というものが作られるのを抑制することが出来る。これをもたない人を「アレルギー体質」の人といい、IgE抗体生産調整が効かず、抗原が侵入するたびに、IgE抗体がつくられていく。そして遂に発症してアレルギー(1型アレルギー)となる。また発症すると、「1型アレルギー性疾患」(アトピー性疾患)と呼ばれ、花粉症だけでなく、ぜんそく、アトピー性皮膚炎なども、1型アレルギー性疾患が関係してくる。(しかしぜんそくやアトピー性皮膚炎は、1型アレルギーだけが関与しているのではない。)

 さて、抗原が花粉で引き起こされるものを花粉症というが、半数ぐらいの人はIgE抗体が作られても、つまり免疫抑制遺伝子を持たなくても発症しないので、アレルギー体質だけが発症の原因ではないようだ。このアレルギー抑制遺伝子を持つかどうかは両親からの遺伝によって、生まれつき決定する。(劣性遺伝であり、両親が共に免疫抑制遺伝子を持って居ない場合、子供は免疫抑制遺伝子を持っていない。両親の一方でも持っていれば、子供も持っている。)

 スギの花粉によってIgE抗体が出来るまで。まず抗原が目鼻などの粘膜から侵入する。これが白血球の1つであり、侵入した細菌やウイルスを捕食し消化する細胞、マクロファージ(大食細胞、貪食細胞)に取り込まれ、食作用で分解される。マクロファージはこの抗原情報を細胞表面に提示する。するとこれがヘルパーTリンパ球(そのうちのTh2と呼ばれるもの)によって、Bリンパ球に送られる。Bリンパ球が抗原に対応する抗体を作成。スギ花粉のアレルギーを引き起こすIgE抗体を作り出す。つまりスギ花粉に対してのみ反応する抗体を製造するので、これを抗スギ花粉アレルゲン特異的IgE抗体、あるいは杉花粉特異的IgE抗体と呼ぶ。このIgE抗体は、全部で5種類ある免疫グロブリン(つまり抗体)の一種で、全体の免疫グロブリンの中でも人間中非常に少ないが、寄生虫などに対する抗体として知られる。

 IgE抗体は抗原侵入のたびに作られ放出される。炎症・免疫反応などを行う肥満細胞(マスト細胞・マストセル)の表面に付着していく。この付着量が一定量を超えた時、「感作が成立した状態」になる。この状態で抗原が侵入すると、抗原が肥満細胞表面に結合したIgE抗体(正確にはスギ花粉のための抗スギ花粉アレルゲン特異的IgE抗体)に直接結合。「抗原抗体反応」が起きる。これは通常の「免疫」作用と同様の反応であるが、この反応が不必要な場合に働く場合、「アレルギー」となる。

 肥満細胞は、各種化学伝達物質(ケミカルメディエーター)を保有しているが、この反応によって

ヒスタミン
ロイコトルエン
血小板活性化因子(PAF)
プロスタグランディン
トロンボキサン

などが放出され、神経や血管を刺激し、アレルギー症状に至る。(異物を排除しようとする。)即効性の刺激でくしゃみなどを引き起こすヒスタミンに対して、ロイコトルエンは鼻づまりや、数時間遅れて症状が現れる遅発性反応に関係するとされている。

 知覚神経(三叉神経)への刺激は、かゆみなどを引き起こし、さらに「くしゃみ」「鼻水」が出る。血管への刺激は、血管を拡張し、うっ血させる。また血液中水分が周囲組織ににじみ出て、水ぶくれを引き起こす。これで「鼻づまり」が引き起こされる。特に「鼻づまり」には、ヒスタミンと共に、ロイコトルエンが大きく関係しているとされる。また神経への刺激には、自律神経の「交感神経」と「副交感神経」のうち、「副交感神経」に深く関わっている。交感神経が優位に働くと放出されるアドレナリンは肥満細胞がヒスタミンを放出するのを押さえ、副交感神経が優位に働くと放出されるアセチルコリンは、血管を拡張させ鼻づまりを招き、神経の刺激によるくしゃみなどを引き起こしやすくすると考えられている。

[補足]
上に登場した、ヘルパーT細胞はTh1とTh2に別れるが、アレルギーの人はIgE抗体生産を導くTh2が優位にある。この二種類のヘルパーT細胞のバランスの崩れが、アレルギー発生に干与するという説がある。

薬の効果(代表的なものだけ)

ケミカルメディエーター遊離抑制作用

・ヒスタミンなどの科学伝達物質が肥満細胞から放出されるのを抑制する。薬の安定した効果を得るためには、数日から数週間飲み続けることが必要。この作用のみを引き起こし、抗ヒスタミン作用のない薬剤は、一般に抗アレルギー薬、または酸性抗アレルギー薬と呼ばれる。発症予防薬・軽減薬の位置付けで、発症後は抗ヒスタミン薬などを合わせて使用することも多い。

[代表例(商品名)]
・アンレキサノクス(ソルファ)、イブジラスト、クロモグリク酸ナトリウム(インタール)、タザノラスト、トラニラスト(リザベン)、ペミロラストカリウム(アレギサール、ペミラストン)、レピリナントなど

抗ヒスタミン作用

・神経や組織のH1受容体に結合してしまい、放出されるヒスタミンがこれらに結合するのを妨げる。(ヒスタミンH1受容体拮抗作用)また受容体の活性を落とす。一般に抗ヒスタミン薬と呼ばれる。

・そのうち、抗ヒスタミン作用だけを中心とするものを第一世代抗ヒスタミン薬という。眠気やだるさなどの副作用が強いが、即効性が期待できる。薬は効くが、花粉の増加と共により体調が悪くなるように感じるのは、自分だけだろうか。これは市販薬の大部分を占める。(しかし、市販薬には血管収縮剤など他の成分も含まれることも多いので、抗ヒスタミン作用成分だけで選択するのではなく、成分表示を確認する必要がある。)

[代表例]
フマル酸クレマスチン(タベジール)
マレイン酸クロルフェニラミン(ポララミン)
マレイン酸カルビノキサミン(シベロン)
シプロヘプタジン(ペリアクチン)
ヒベンズ酸プロメタジン(ピレチア)
ジフェンヒドラミン塩酸塩(ベナ)
などなど、市販花粉症の薬の大部分の公ヒスタミン成分

・そのうちケミカルメディエーター遊離抑制の効果を併せ持つものを、第二世代抗ヒスタミン薬、あるいは塩基性系抗アレルギー薬という。これは抗アレルギー薬の効果を持つが、こちらの効果を得るためには、数日から数週間飲み続けることが必要。抗ヒスタミン作用も併せ持ち、病院処方薬の主要薬となっている。抗アレルギー薬として処方される場合でも、ケミカルメディエーター遊離抑制作用だけの薬よりは、第二世代処方の方が一般的。眠気やだるさは第一世代よりは大分改善されているが、まったく無いわけではない。(もちろん個人差も大きい。)

[代表例(商品名)]
フマル酸ケトチフェン(ザジテン)
オキサトミド(セルテクト)
メキタジン(ゼスラン、ニポラジン)
フマル酸エメダスチン(ダレン、レミカット)
塩酸アゼラスチン(アゼスラン、アゼプチン)
塩酸エピナスチン(アレジオン)
エバスチン(エバステル)
塩酸フェキソフェナジン(アレグラ)
テルフェナジン(トリルダン)
アステミゾール(ヒスマナール)
ベシル酸ベポタスチン(タリオン)
塩酸セチリジン(ジルテック)
塩酸オロパタジン(アロレック)
ロラタジン(クラリチン)
リボスチン(塩酸レボカバスチン)
クラリチン(ロラタジン)

その他

・トロンボキサン阻害剤(トロンボキサンA2受容体拮抗剤)
・ロイコトリエン拮抗薬(ロイコトルエン拮抗剤)(鼻閉への効果)
・Th2サイトカイン阻害薬
→トシル酸スプラタストを成分とするアイピーディーという商品がそれにあたる。アトピー性皮膚炎、気管支喘息などでも使用される薬。

血管収縮剤(α交感神経刺激薬)

・即効性(10分から15分ぐらいで効き目が現れる)があるため、市販の点鼻スプレー、点眼薬に多く含まれるが、続けて使用すると効果が弱まり、依存度が高まる。依存していると粘膜が変質して、鼻づまりが酷くなったりする。という訳で、緊急時以外は常用は避けたい。また市販の内服剤にもしばしば血管収縮成分が混入するが、例えば血管収縮剤である塩酸フェニルプロパノールアミンは、脳出血等の副作用の可能性があり、代替の塩酸プソイドエフェドリンも、皆無とは言えないなど、あまり関わりたくない話もネット上に流れている。

[幾つかの例]
塩酸テトリゾリン・プレドニゾロン
塩酸トラマゾリン
塩酸ナファゾリン
塩酸プソイドエフェドリン
テトリゾリン

[リスクについて]
「アレルギー性鼻炎と市販鼻スプレー(点鼻薬)の功罪」

抗コリン薬

 アセチルコリンがアセチルコリン受容体に結合するのを阻害することによって、副交感神経が抑制される。

ステロイド

 ステロイド(副腎皮質ホルモン)は、ほとんどの生物が自ら体内で作りだし、免疫作用を弱める、炎症を抑えるなどの作用を持つ。そのためアトピー性皮膚炎や、花粉症に対しても絶大な効果を持つが、体内に重大な副作用をもたらす可能性のある薬でもある。外用薬では長期使用による皮膚炎など、内服では躁状態とか、感染症にかかりやすくなるとか、更年期障害の重症化とか骨粗鬆症とか、詳しくは検索してみて下さい。

 ただし、スギ花粉症は季節限定であるため、使用方法を間違わなければ、非常に症状を改善させる良薬ともなる。

[安全性の高いもの]
・良い医師の処方に従った上での局所使用。点鼻スプレーとか、目薬とか。即効性は血管収縮剤に劣り、2日から1週間程度かかるが、効果は抜群で、局所使用であれば、副作用の心配も少なくて済む。
[例]
  フルナーゼ点鼻液

[正しい処方により悪化した症状を抑えるもの]
・良い医師の処方に従った上でのステロイド内服薬(セレスタミンなど)の使用。医者の説明を外れた使用方法は特に避けたい。(セレスタミンは抗ヒスタミン剤であるマレイン酸クロルフェニラミンと、副腎皮質ホルモンのベタメタゾンを配合したもの。長期使用は要注意。ネットを徘徊すべし。)

[奨励されない、リスクが高いもの]
・悪い医師の処方による安易なステロイド注射。(もちろん熟知した上でリスクと秤にかけた場合は自己責任を全うするのみ。)これは注射一本で花粉症がへっちゃらという危険療法。ただでさえ副作用の怖い副腎皮質ステロイド(副腎皮質ホルモン)を、筋肉に注射して徐々に溶け出させるため、数週間から1ヶ月に渡って免疫作用が抑制され、症状が出なくなる。
・つまり短期服用、局所服用が志されている薬を、無頓着に体に垂れ流すというすばらしい遣り口で、自分は花粉の時期でも健康だと思いこんでいる内に、体を駄目にしていく恐れがある。
・さらにステロイドによって体内免疫作用のバランスが崩され、体調不良や倦怠を覚えても、注射されたお薬が無くなるまで、事実上服用を中止することが出来ない。

減感作療法

 抗原(スギ花粉)を定期的に注射(花粉エキス)などで直接体内に取り込んでいくと、抗原に対するIgG抗体というものが出来てくる。これが十分蓄積されると、スギ花粉が侵入してきた時に、肥満細胞上のIgE抗体ではなく、IgG抗体と結びつき、発症が抑制される。また肥満細胞の活性が落ちる。など考えられているが、不明な部分も多いようだ。直接抗原を注射するので、アナフィラキシーショックを引き起こす可能性もある。これもI型アレルギー反応で、過剰な免疫反応によって血小板凝固因子が放出され、毛細血管の拡張を引き起こすため、ショック状態にいたるのだ。そのため医師の管理の元、病院に通院して治療を続ける必要がある。

 通院期間も軌道に乗るまで数ヶ月から半年はこまめに通い、その後も数年定期的に注射を打つ必要がある。有効率は60-80%とかなり高いが、その後完治する確率は必ずしも高くはない。

市販薬について

 大部分の市販の花粉症の薬は、第1世代抗ヒスタミン剤を中心に、血管収縮剤や、分泌抑制剤など、様々な即効性効果のある薬剤を成分として加えたものである。30分から数時間で薬の効果が表れ、同時に人によっては倦怠や眠気を強くもよおす。

 点眼薬、点鼻薬は血管収縮剤の入っているものが多々あるが、連用すると効果が悪くなって依存度が高まり、リバウンドが起こって悪化するというような悪循環もあり得るので、入っていないものを使用したい。抗アレルギー剤、抗ヒスタミン剤を成分に配合し、血管収縮剤の無いものを探すとよい。継続的使用によって、効果を発揮する第二世代抗ヒスタミン剤の市販薬も最近登場し始めたが、発症前からきちんと使用していると、かなりの効果を発揮する。しかし、症状が現れた時に慌てて使用しても、十分な効果は得られない。

市販で購入できる第二世代抗ヒスタミン剤

 2008年度現在、幾つかの商品が市販されている。抗アレルギー作用があるため、予防的に飲み始めて、しかも継続的に使用すると、非常に効果的だ。個人的な使用感想では、第1世代よりも、薬自体のもたらす眠気やだるさも少なく、しかも花粉に対する症状が一日中むら無く改善される。症状がきつい時でも、重症化せずに立ち直れる。ただし、抗アレルギー作用は飲んですぐ効くものでないため、即効性を期待すると抗ヒスタミン作用の効果しか得られないことになる。ただし、発症後でも継続使用していけば、やがてケミカルメディエーター遊離抑制の効果は表れるので、発症後には意味がないということはない。

 メーカーでは同時使用を避けたいとしているが、私の個人使用では内服に鼻炎薬、点眼薬を同時使用しても、眠さが強調されるといったことはなかった。

 抗ヒスタミン作用を持つので、こちらの作用はその場で服用しても、即効性を持つ。(もちろん瞬時には効かない。)

[商品例]
ザジテンAL鼻炎カプセル(フマル酸ケトチフェン)
ザジテンAL鼻炎スプレー(フマル酸ケトチフェン)
ザジテンAL点眼薬(フマル酸ケトチフェン)
パブロン鼻炎カプセルZ(フマル酸ケトチフェン)
パブロン点鼻Z(フマル酸ケトチフェン)
ハイガード(塩酸アゼラスチン)
ミタヤク点鼻薬(クロモグリク酸ナトリウム)(売ってる?)

編集中

[塩化リゾチーム]
・卵白から抽出された酵素製剤。抗炎症作用や出血抑制作用などがある。

「病気にならない生き方」とかいう
・・・またトンデモ本か?

対処と療法(すこぶる独断です)

決定的効果を持つもの

[疎開(花粉という無差別攻撃から逃れるもの)]

・花粉の無い地域に移動する。スギ花粉ならスギ花粉のあまりない外国、または沖縄など。hay fever journey(ヘイ・フィバー・ジャーニー)と呼んでも良い。

[完全遮断]

・完全なるクリーンルームにこもる、外出時は毒ガスマスク装備など、花粉との接触を絶つ。通常生活では、引きこもりの達人でも不可能とされている。

[体質改善]

・減感作療法に成功し、発症しない体質にいたる。極めてまれに、体質変化して症状が無くなってしまう人もいる。高齢になると免疫力自体が衰えるが、これは体質改善とは言えない。

非常に効果の高いもの

[不完全遮断]

・まずはマスク、他にも眼鏡や帽子などで、花粉が体内に取り込まれるのを防ぐ。また炎症カ所に付着するのを防ぐ。眼鏡は普通の眼鏡でも通常時使用で付着花粉を半分以下に抑えられるが、花粉用のゴーグル風眼鏡だとさらに効果的。マスクは、遮断性が高くても呼吸困難では生活に差し障りが出るので、必ずしも高価なものが良いとは言えない。例えば普通のガーゼマスクでは、花粉の粒子の方が小さいようにも思えるが、網戸のような一枚で出来ているわけではないので、実際はかなりの効果を発揮する。また眼鏡については、コンタクトの人は結膜炎なども怖いので、この時期は花粉ブロックを兼ねて眼鏡で生活をするのが好ましい。

[薬]

・そして薬の使用。自分にあった薬の適切な使用は、花粉症シーズンを快適に過ごすための決定的要因になることでしょう。

効果の高いもの

[せめて室内での快適化]

・室内、家内を花粉飛び交う外界と遮断し、空気清浄機などを設置。帰宅時には外で花粉を払う、小まめに床を掃除するなど、帰宅時だけでも花粉から自分を遠ざける。また洗濯物は十分に叩くなどして花粉を落としてから取り込む。また花粉情報をチェックして、比較的少ない時間帯に干すとか、雨の日に換気のために窓を開け放つとか、いろいろな方針が立てられる。

・床はウェットシートや濡れ雑巾で非常に小まめに花粉を取り除くのが効果的。室内の花粉は舞い上がって床につもるを繰り返すので、除去しないと症状が治まらない。例えば掃除機使用の時は、掃除機の排気で舞い上がるので、掃除機がけが終わってしばらくしてから濡れ雑巾などで拭くなどする。

・自宅での空気清浄機の使用。

・他にもマンションなどの吸気口にフィルターを付けるなど。

・帰宅したら外で服や髪の毛を払って花粉を落とし、すぐうがいや洗顔を行う。さらに風呂に入ることによって、付着花粉を完全に絶ち、着替えることによって衣類付着花粉を絶つと効果的。

[弊害のある嗜好品の抑制]

・飲酒を止める。(または極力減らす。)アルコールは血管を拡張して、鼻の症状を悪化させ、目をうっ血しやすくする。さらに花粉症の薬を飲んで飲酒をすると、非常に眠気をもよおす。とは言っても、完全に酒を断ったら、生きていけないのが、我々であるならば、せめて飲む量や回数を減らして、症状の軽そうな日だけを飲酒記念日といたそうと、不埒ものの私などは、考えてしまうのですが・・・ピーク時にはそうも言っていられない。

・タバコ吸いはみっともないとされる21世紀であるなら花粉と関係なく絶つべし。

[外出日を減らす]

・仕事のある皆さん。または学生の皆さんへの裏技?嘘風邪でも何でも構わない。何とかして、ピークの二週間だけでも、休日を増やす努力をする。飛び石で休日を入れられれば理想。私は提唱する!(・・・誰なんだ君は)花粉症の診断書を持つ者は、重症度に応じて期間中一定数の臨時休日を国家は保証すべきである。職場においては別枠の有給とすべし。ぜひすべし。へくしょい。

効果のあるもの

→肉や卵を徹底的に控える方法は、一つ上層に上がる可能性がある。今年ある程度控えて、3月末頃トンカツを食し、別に変わらないじゃないかと翌日も肉を140gほど食べた後、夜中に非常に症状が悪化。ただし肉のためか、愚かにも水ぶきせずに掃除機をかけて、かえって大量の花粉を吸い込んだか、それともヒノキの症状がピークに差し掛かっているだけか、要因が複雑すぎて不明。症状が治まった段階で自宅にこもっている時に沢山肉を食ってみてもう一度同一症状が出ればだが・・・そんなことはとても遣りたくない。
→控えれば自分にとって最小限度の症状で済むが、ある一定量を超えると途端に激しい症状が現れるのだろうか?誰か、組織的に実験して下さい。(2008/04/02)

[全体的な生活改善]

・食事は規則正しく、出来るだけ肉や卵などを控えタンパク質は豆腐などで摂取する機会を多くする。チーズや牛乳など乳製品を出来るだけ避ける。菓子などで糖分を取りすぎない。かつ食べ過ぎず、腹8分目で食生活を全うする。

・十分な睡眠時間を取る。また出来れば夜は早く寝て、朝早く起きるライフサイクルに導く。(夜遅くまで起きていると、副交感神経が優位になり始めて、寝る前に症状が悪化したりする。)

・出来るだけ、ストレスを避ける。(簡単そうで、難しい注文。)

[炎症を少し抑えるもの]

・目がかゆい時には冷やしたタオルなどをのせる。かくと酷くなる上、結膜炎などさらなる症状を引き起こしかねない。

効果のあり得るもの

[鼻うがい]

・よく言われる危険性として、食塩水が残った状態で鼻をかんだり、むせて耳側にいたると、中耳炎を起こしかねないこと。かえって鼻の粘膜のためにならない場合・あるいは可能性もありうることが上げられる。ただし実際快適になったという支持も数多く、自己責任で遣ってみる価値は十分にある。粘膜にも粘膜上の繊毛にもよくないので、水道水そのまま使用は禁止。

・鼻の通りが悪い時、帰宅時などの鼻症状の改善には効果があると思われるが、長期的に繰り返して、発症しにくい体質に変化するかどうかは極めて不明瞭である。

[方法](注意、実践者は他で調べてください)

・生理食塩水の濃度の塩水(0.9%濃度)(200mlに対して塩2g弱)をぬるま湯にしてお碗などに入れる。顔を下に向けて、鼻から気管まで達しないように注意しながらゆっくり吸い込み、お碗から離して鼻から、または口から出す。これを繰り返すのが基本で、終わった後、お辞儀のような恰好をして顔を左右に向けると残った食塩水が出てくるので、それをティッシュで拭う。注意点としては、
@上を向いてやらない
A耳に入っている状態で、唾を飲んだり、せきなどをしない
B決して終わった後に鼻をかまない

微弱な効果のあるもの

[特定飲料品・食料品の摂取]

・お茶類など、多くの花粉によいとされる食べ物や飲み物。薬のようにより多くの人を劇的に改善することはないが、人によって多少の効果を持つ。普通の食べ物は有効成分が入っていても摂取量が微弱であるため、重度の患者には本質的な対処にはいたらない。

効果の不明瞭なもの

[ヨーグルトを毎日食べる]

・乳酸菌によってTh1とTh2のバランス回復を計る効果があるともされるが、乳製品がアレルギーを強めるという意見もある。ただし乳酸菌自体の取り込みが必要なら、ヨーグルトである必要性は無いのでは?(興味のある人は自分で調べて下さい。)

・ヨーグルトは腹の調子が劇的に良くなるので、ここ数年毎日食べているが、まったく関係ないように思われる。大部分の乳酸菌は腸の中まで生存できないので、プロバイオテックスの特定のヨーグルトでなくては全然意味がないのかもしれない。タカナシのGG(LGG)乳酸菌の商品「おなかにGG」などがよいらしい。しかも一日200gぐらいは取らないと駄目らしい。

あまり効果が無いもの

・お杉に向かって馬鹿野郎と叫ぶ
・根性だけで乗り切ろうとする
・まだ飛んでない、まだ大丈夫と念じつつ生活する
・症状の出ている時を一番の幸せに感じようと努力する

→(上三つ)ただし、自己暗示は人によってわずかの効果を持つ場合も無いとは言えない

・花粉症の歌を作って歌いまくる
・花粉症を題材に俳句を作ってみる
・好きなあの子に告白する

→(上三つ)ただし、集中や興奮で交感神経が優位に働き、アドレナリンが放出されると、ヒスタミンの放出が抑制されるので、一時的な効果は無いとは言えない

2008/03/14

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