梨雲も解けて空に雲無しの歌

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梨雲も解けて空に雲無しの歌 (雲梨歌)

梨の姿のはぐれ雲
夏の面影運びます
長く降る雨さようなら
吹き飛ばすよう風は吹く

無くした夢の面影も
無くした人の欠片さえ
涙の雨にさようなら
吹き飛ばすよう風は吹く

きらめくばかり映えるため
清めるために長雨は
胸の奥さえ野山さえ
洗い落としはしませんか

きらきら光る太陽を
迎え入れますそのために
暗く閉ざした梅雨雲は
雨を降らせはしませんか

遙かな雲はたなびいて
春のまどろみ押し流す
遙かな雲はたなびいて
淋しい気持ち押し流す

梨の姿のはぐれ雲
そよ風色に解けていく
やがて青空広がって
夏の面影運びます

さよなら、胸の悲しみよ
吹き飛ばすよう風は吹く

[短歌]
芳草の風は遙かに夢を抜け
仰ぎて想う空の青さを

2008/5/1

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