大地の歌

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大地の歌(八重山の思い出より)

大地の歌さえ雲に閉ざされ
声を奪われ凍える季節
草木は照らす光を失って
己の誓いを忘れるだろう
魂(たましい)を支える幹には
蝕(むしば)みの炎が這いだし
深緑さえも焼き払うように
朽ち果て灰を降らせるならば
いつしか大地は実りを忘れ
不幸の呪文となって
実りを育む作物達の
生まれ育つ人間達の
芯を氷らせ雪に埋(うず)める

天に向かって祈りを捧げ
希望の翼で雲を払え

2006/8月頃

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