ロックンロール「僕達の生涯」

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ロックンロール「僕達の生涯」

何時か下らない毎日が終わりを告げ
思い描いた希望を捕まえ
まるで別の生活がきっと
始まるのだろうと思っていた学生時代。

同じ服来て登校しては
仲良く一緒の授業を受けて
休み時間の馬鹿な会話は
テレビも音楽もみんな知ってる
ただ題名と歌手が違うだけなのに
人とは違うと思いこんでいた。
制服の裾を変えただけなのに
自己主張だと思いこんでいた。

蟻の養成所に入れられて
自己の無い社会人という名の
企業の豚に成長させられて
心の中には空っぽのエゴだけが
虐げられた反動で膨らんだ

空っぽのエゴで必死に叫ぶ
何時か下らない毎日が終わり
何か分からない希望がきっと
新しい生活を導いてくれる

同じように飼育させられて
自らを生かせる特徴を踏みつぶされて
画一化された卒業生が
どんなにどんなに粋がっても
次の扉は一つしかない
最後には面接に足を運ぶんだ

希望はみんな朽ち果てて
希望はみんな朽ち果てて
同じ姿の制服で
学生時代と変わらぬ姿で
電車に乗り込む黒蟻たち
学生時代と変わらぬ生活で
相変わらずテレビを垂れ流し
漫画を読んで笑っている
誰もが知っている番組と
誰もが知っている歌手の名前
あなたは一体誰ですか
エゴの中には何もない

着想2006/2/3
作成2007/3/17

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