北十字

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北十字(八重山の思い出より)

白鳥の歌は天上に伝わり
魂が星空に帰されたとき
夜を照らす十字架となって
敬虔な誓いを奏でるだろう
十字を支えるくちばしには
色違(いろたが)いの炎が寄り添って
線香花火の玉が結ぶように
重なって1つの輝きとなる
いつしか白鳥は闇を照らす
幸せの道しるべとして
銀河を越える恋人たちの
地上を駆ける恋人たちの
守り神として初夏を告げる
流れる星に祈りを捧げ
仰ぎ見すれば天空(そら)を駆ける

2006/8月頃

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