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秋分も過ぎて夜更けは長く寂しかろう
虫達の甲高い鳴き声も震えて途切れがちに
冷たい風が枯葉と共に鈴の音を高く舞い上げた
十五夜に近い月が幾筋も走る薄い雲を照らし
流れ行く白い波が絶えず天空の光度を変える
不意にまぶしく青光が雲を割り注ぎ込めば
風が肌を突き後ろの地面がかさかさ音を立てた
驚き振り返れば青く輝く地面の真ん中に
真っ黒に浮かんだ自分の影が寝そべっていた

作成時2004/1/20

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