歩み

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歩み

残された月日は何時までも
遠く連なって見えるもの
それは感情が作り出す
楽天的な蜃気楼
遣り遂げる希望があるならば
向かうべき夢があるならば
今すぐだらりと座った席を蹴り
とどまることなく歩き続ける
嵐とひもじさが体を打ち
足は疲れ指が赤切れしても
一歩一歩足を繰り出す
昨日より前に居ることの
喜びに勝るものはない

そうは言っても若旦那

だらけた月日は何時までも
美味しいご馳走に見えるもの
そちらも感情映し出す
楽天的な蜃気楼
夢も希望も思いだけ
刹那の命がすべてなら
座った背もたれ押し倒し
そのままごろんと一眠り
寝相の悪さが筋を打ち
引きつり目が覚めのた打ち回わり
改め入る布団の中に
昨日と何も替わらない生活の
喜びに勝るものはない

作成時2003/10/2

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