緑色した歩行者信号がやがてちかちか瞬いて
赤く輝けば動き出す自動車の中にはきっと
週末の小さな2連休を楽しむ家族連れが
落ち着かない子供達を乗せて走り去る
休みの取れないトラックの運転手が
疲れ気味に苦笑しながら追い越していく
雲一つない太陽に照らされた道路から
熱い空気が浮き上がって大気を揺らせば
それに答えて焼けた風が僕の帽子を揺らす
今年の夏は暑く燃えるように大地を焦がし
夜になっても余熱で町が煮え立っぎている
冷めきれないまま束の間の暗闇を抜けて
こうして朝から日差しが肌を突き刺す
まぶしさをこらえて空を見上げれば
太陽が光り叫んでいるのが聞こえる
さあ出かけるのだ、そして
今日一日を熱く生き抜け
かつてお前達を生み出した
ゆるぎない輝きの下で
作成時2003/9/14